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このページは「屋形舟今昔」のトップページのコーナー『つれづれ』のバックナンバーをまとめています。

2012年三月のつれづれ

三社祭斎行700年祭舟渡御

三社祭斎行700年祭舟渡御

今年、平成24年には、三社祭斎行700年を迎えます。

よく知られる5月の三社祭は、三社の神話に基づき行われた舟祭が、その起源と云われています。

江戸時代には、大森の漁師によって、御神輿三基が浅草御門(現在の浅草橋際)の舟乗り場から、 当時浅草川と呼ばれた隅田川を漕ぎあがり駒形岸、花川戸岸から上陸して、浅草神社に担ぎ帰られたとのことです。

江戸末期に行われなくなってしまいました。

その歴史ある舟祭を舟渡御として、3月17日、3月18日と行われます。

浅草神社、浅草寺と、神事、仏事が同時に行われることも、大変に珍しい文化、伝統が再現されることとなります。

舟渡御斎行は、3月18日(日)午後2時から3時までの1時間となります。

隅田川を何隻の舟が航行するのかは、当日のお楽しみ。

川辺から見ることができますので、ぜひお出で下さい。

 

2012年3月15日
純

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走る走る東京マラソン

走る走る東京マラソン2012東京マラソン応援屋形船、今年も航行します。

今年も東京マラソンで36,000人ものランナーが浅草橋を駆け抜けました。
オリンピック出場選考試合の熱気と、市民ランナーの走る楽しみとが溢れていて応援していても、とても楽しい雰囲気でした。
仮装大賞をあなたに!と言いたくなる人々、続出。
スカイツリーの模型姿が多く目立ち、タキシードとウェディングドレスのカップルには、おめでとうと声をかけ、男性のメイドカフェ仕様には思わず笑い、サンタさん姿の方には、ポーズをきめてもらい、東北の方々の「復興がんばるぞ」のタスキに多くの声援が飛びました。

屋形船東京都協同組合の応援無料屋形船にも、13便853名に乗船、東日本大震災義援金も152,325円集まり、翌日日本赤十字社から、被災地に送られました。

あの大震災から、1年経とうとしていますが、言葉にするほど、復興は遅々として進みません。もどかしい思いで、瓦礫の山や、壊れたままの堤防をみるばかり。
あの日から、突然会えなくなってしまった身内や友達や隣近所。
住むに住めない、戻ることの叶わないふるさと。
その辛さ、悔しさはたまらないことと思えるだけに、何かできるのだろうかと、何ができるのだろうかと、問いかけています。

 

2012年3月8日
純

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