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このページは「屋形舟今昔」のトップページのコーナー『つれづれ』のバックナンバーをまとめています。

2011年七月のつれづれ

船頭さんが棹さして

船頭さんが棹さすつり忍しばらく振りに、小岩あさがお市に行きました。

日曜日の朝に、がんばって早起きして訪れましたが、驚いたことに、あさがおは全て売り切れ、ほおずきとつり忍が、ほんの少ししかありませんでした。

聞けば、今年の入谷のあさがお市が中止となり、6時30分の搬入と同時に、あっという間に無くなってしまったとか…

残念ですが負けました!

あさがおを諦め、5個しか残っていない内から選んだのが写真のつり忍です。

少し分かりにくいのですが、黄色の菅笠を被った船頭さんが、棹を差している川船です。

金魚の風鈴も涼しげで気に入っています。

しかしながら、風鈴のちりんちりんという音は鳴らないように工夫しています。

柳橋のたもと、神田川のすぐ上ですので、川風が吹き渡り、日によってはかなり鳴り響くものですから、ご近所迷惑にもなりかねません。

まれに響く音は涼しいのですが、ずっと鳴りっ放しでは興も冷めますものね。

乗船なさる方で、不思議そうに風鈴を見ている方にはお話して、皆さん納得されます。

夕方の川風の涼しさに驚かれていますから。

さて前回のつれづれでのバルーンですが。

しばらくの間、分かるようにと、桟橋に付けておきましたが、やはり落とし主は現れませんでした。残念ながら、萎んでしまいました。

まさか、神田川の上にまで飛んできているとは想像もできない所からきたのでしょうか?

おもしろいことが起きるものですね。

2011年7月28日
純

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