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このページは「屋形舟今昔」のトップページのコーナー『つれづれ』のバックナンバーをまとめています。

2005年11月のつれづれ

秋を探して…

秋を探して今年の秋も紅葉情報が、テレビや新聞で盛んに伝えられていますね。
小春日和の続く23日、「ぶらり東京歩いてみれば」に掲載できればと、秋を探しに行ってきました。紅葉狩りをしてから、隅田川の上り下りを楽しむなんて、なかなか風流では…と思い立ってのことです。
「ぶらり東京」の東京にこだわり、東京都の山で、紅葉も楽しめ、ハイキングも楽しめるというガイドブックから選んだ高水三山(高水山・岩茸石山・惣岳山)ハイキングコースです。
緑の山々の連なり、赤や黄に染まる紅葉の美しいこと。流れる水も清らかに、山の斜面いっぱいに揺れるすすきの見事なこと。身の引き締まるほどの清冽な空気。
とても東京都の一部とは思えない「山」でした。

しかしながら、誰でも、ぶらりと訪れることはできない「山」でもあったのです。
のんびりと、あちらこちらシャッターを切りながら、休み休み登っていくと、目の前に急坂がでてくるは、樹の根や瘤だらけの道だったり、狭い崖沿いの道だったりして、明らかにハイキングの域を超えているような。
途中で気づくべきだったんです。
トレッキングシューズに軍手をはめ、ストックを持ち、写真など撮ることなく、随分急いで登っていくとは、どういうことなのか。
日頃の運動不足を、しっかり思い知らされました。歩き慣れている人々に笑顔で道を譲りながら(はっきり言えば追い越されながら)、冷や汗たっぷり!ハイキングというより、山歩きと言えるのでは…
なだらかな丘を越え、里山の秋を楽しむ。

そんな思惑がはずれ、 「ぶらり東京歩いてみれば」に載せるには、少々、息が、膝が、足が、苦しすぎる。
という訳で、「つれづれ」にこの写真を。このすすきが風に揺れる様子は、素晴らしいの一言につきました。
東京って、大きい!実感しました。

2005年11月26日


最後のあさがお

最後の朝顔(あさがお)夏の間、次から次へと咲き誇ったあさがおですが、今年最後のあさがおとなります。

花の咲く時季をとうに過ぎても、咲き続けるため、思わず手入れし、少し手を掛ければ掛けるほど咲くため、とうとう11月になってしまいました。

一昨年、10月にも「つれづれ」でご紹介しましたが、今年は記録更新?です。

普通は、朝早く咲いて、すぐ萎んでしまいますが、10月末頃からのあさがおは、なぜか、夜遅くまで咲き続けました。それも何輪もです。

この一輪は、夜を越しても、花びらを閉じることなく、2日間も咲きつづけています。
さすがに、蕾ももう無く、この花で最後なのでしょう。
しぼんで手で摘む前に思わず撮ってしまったものです。

夏の暑い盛りから、小松屋の店先を色とりどりに飾ってくれたあさがおに、「ありがとう」

2005年11月5日

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