「屋形舟今昔」トップページへ
>「屋形舟今昔」トップページへ

このページは「屋形舟今昔」のトップページのコーナー『つれづれ』のバックナンバーをまとめています。

2004年5月のつれづれ

いずれが、あやめかかきつばた?

花菖蒲?昨年は咲かなくて、今年はどうなることかと心配していた花が咲きました。

そこで、気がつきました。

なんとなく曖昧にしていたこの花の名前は、正式には何と呼べばよいのか分からないことを
端午の節句のころは、あともう少しで菖蒲が咲くねと楽しみにし、時には、人に杜若(かきつばた)と教え、ある時はあやめと呼び・・・

植えた時のラベルを探しましたが、一昨年以上も前のことゆえ、見つかるわけもなく。途方にくれてしまいました。
慌てて調べたところ、ほんとうに安心しました。

あやめ・杜若(かきつばた)・花菖蒲とこの三つは、見極めがとても難しい花とのこと。
そのため、この表題の言葉ができたらしいのです。いずれも優劣がつけがたいほど素晴らしいものを例えて使う言葉ですが、確かにどの花も凛としていて美しいですよね。夏のはじまりを感じさせてくれます。

ちなみに、小松屋の軒先に、今、次々と咲いているこの花は、花菖蒲(はなしょうぶ)です。
いえ、多分花菖蒲と思われ・・・?

間違えていたら、ごめんなさい!

2004年5月29日


白鷺(しらさぎ)一羽

白鷺白鷺がやっと撮れました。

よく柳橋周辺にくるのですが、動きが早い上にすぐ飛び立ってしまうため、なかなか、シャッターチャンスがありません。

今回見つけた時は、やりかけの仕事も中断し、カメラ片手に負けじと店をとび出しました。それでも、まるでカメラに気づいたかのような早さで北西方向に飛び立ってしまったのです。

対岸から撮影したため、すこし見にくくなってしまいました。

白鷺の輝くばかりの白さ、すっくと長い足や首の優雅な姿をお伝えできないことが残念です。
とことこ歩いては、川の水か、藻をついばんでいるようでした。

日本には15、6種類の白鷺が生息しているとの事ですが、ほんとうにきれいな鳥ですね。一度でもいいから羽を広げて空に飛び立つ姿を撮ってみたい。そんな気持ちになってしまった一羽です。

2004年5月22日


大相撲幟旗大相撲幟(のぼり)旗

大相撲夏場所が両国国技館で開催されています。

昨日、横綱 朝青龍が西前頭筆頭 北勝力と対戦して今年、初黒星。連勝は歴代五位の35で終わり、座布団が乱舞する波乱の取組となりました。
今朝、幟旗を早速撮りに行ってきました。

すっきりしない天気が続く東京でしたが、今日は朝から気持ちの良い青空が広がります。土曜日のためでしょうか、朝から国技館の周りには相撲見物の人々、カメラ片手の街歩きを楽しむ人々で賑わっています。

幟は5m40cmもあり、下から見上げるので上の文字ほど大きく、下の方にいくほど小さく描くとのことです。驚いたことに、下書きなしで一気に書き上げるようです。場所ごとに新しい幟を飾るとの事。少しもったいないような気もしますが15日間も雨風にさらされるので色も褪せてしまうのでしょうね。

髷(まげ)を結い始めたばかりの若いお相撲さんが風呂敷片手に部屋に帰っていくのでしょう。何人も連れ立って歩いていきます。

独特な色使いの幟が初夏のさわやかな風に、はためいています。
両国の一番にぎわう季節です。

2004年5月15日


両国橋の親柱(おやばしら)両国橋の灯台?

これは、両国橋の親柱です。

昼間見ると、球体の少し変わったモニュメントで、何なのか分かりませんが、夜になって明かりが点くとご覧のとおり、まるで灯台のように見えます。

建築家 伊東忠太氏の円・球思想の反映とも、世界の国々をイメージした地球儀とも、昔の両国国技館の丸屋根をモチーフにしたとも、言われているようです。どの説も推論でしかないのですが、「両国橋から世界を見渡す地球儀」なんて壮大でいいですよね。

現在の両国橋は、昭和7年に竣工されたものです。実はこの橋の架けられたはるか昔の経緯・歴史はかなり興味深くおもしろいので、いつかは「屋形舟今昔」で特集するつもりです。

周りに照明がなく、腕もなく?とても分かりにくい写真になってしまいました。特集するときは何とか見やすい写真を撮りますのでご期待ください。

幼いころ、いつも不思議に思っていました。この大きな丸(球体)は何なのかと。

いつのまにかそんな小さな疑問もすっかり忘れていましたが、写真を撮っているうちに思い出しました。いつか攀じ登って、天辺に立ってみようと思っていたことを。
もちろん実行していませんし、今後もありえませんのでご安心を。

2004年5月6日

▲頁上へ
文章・画像等の無断転載を禁じます。2002-2012 © All Rights Reserved by Funayado Komatuya