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このページは「屋形舟今昔」のトップページのコーナー『つれづれ』のバックナンバーをまとめています。

2004年3月のつれづれ

やっと晴れました

柳橋の夕焼けこの数日間、東京はずっと雨が降り続きましたさくらの開花宣言がされた途端の寒の戻り、長雨で、蕾も色づいたままです。

午後からやっと晴れてきました。

明日は春の暖かさが戻ってくるようです。
もしかしたら突然さくらが咲いてしまうかもしれませんね。


「お花見に一番良い時は?」とよく聞かれます。毎年、開花の時期が微妙にずれ、また墨堤は隅田川沿いの川風のためでしょうか?上野公園や千鳥ヶ淵よりやはり満開が遅くなるのです
開花時期・何分咲き・葉桜と記録をつけていますが、こればかりは予測がつかないのです。
墨堤は川沿いの提灯もにぎやかに灯って準備万端です。
今日は久しぶりのきれいな夕焼けでした。
ご覧になられたでしょうか?
見逃した方に上の写真を。

2004年3月26日


東京さくら開花宣言

武道館の桜=3月19日=今日は昨日とは打って変わって朝から冷たい雨です。この時期、お天気が変わりやすく暖かくなったり、寒くなったり。体調を崩しやすいときですね。

東京では3月19日、桜の開花が告げられました
早速、日本武道館の少し分かりにくい場所に、桜を見つけました。
一、二分咲きというところでしょうか?
暖かい日差しに誘われてぽっと一本だけ咲いていました。

今まで桜というと、入学式を思い浮かべたものですが、今まさに卒業式のシーズン。
何だか少しずつ季節が早送りされているような気がしてなりません。
小学校、中学校の入学式に、大きく書いた入学式の字と並んで、桜散るなかでの記念写真。あと数十年たてば見られなくなってしまうのでしょうか。地球の温暖化で眼に見えるものが変わっていくのは、よく考えると怖いことだと思います。

桜の写真を撮っていましたら、たくさんの人がカメラをかまえていました。みんな、うれしそうに。日本人は桜が大好きと、よく言われますがほんとうにそう思えます。

これからもやさしい桜をいつまでも見るために少しづつでもなにかを考えていければいいのですが。
墨堤の桜はあともう少し。お楽しみに。

2004年3月20日


柳橋のかんざし

柳橋かんざし今回は訂正させていただきます。

ずっと長い間、柳橋の欄干のかんざしは、三色だと思っていましたが、二色だという事にやっと気づきました。

紅、深い青の二色。それが正解です。今回のつれづれに載せるため、写真を撮っていて並び方から、もしやと思い、何度も橋の上でいろいろな角度から見てしまいました。

確認のため、柳橋の管理をしている中央区に問い合わせしましたが、ガラスの色は青と紅とのこと。カットしたところによっては、濃い色がでると教えていただきました。
光の加減でいくつかは黒に見えてしまったようです。

柳橋で首をかしげながらウロウロしていましたら・・・通りがかりの方たちも何だろうと立ち止まったり、川をのぞきこんだり。失礼いたしました
ちょっと分かりにくいので近くにお見えの時はぜひお確かめください。

2004年3月12日


両国国技館の大屋根

欄干の大屋根つい最近まで気がつかなかったのですが・・・両国橋の車道側の欄干の所々に、国技館の屋根を見つけました。

明治42年6月。回向院境内にヨーロッパ風の美しい外観、日本初のドーム型屋根で旧両国国技館は建てられ、東京の名所となったということです。その後、火災で全焼、関東大震災、東京大空襲の被災を経て、何度も再建され、占領軍による接収もされたとよく聞かされたものです。

昭和29年9月。所を蔵前に替え和風様式の蔵前国技館が建ちます。栃若時代、柏鵬時代と昭和59年まで大相撲の歴史は蔵前で培われてきました。

そして、昭和60年1月。両国に国技館が戻ってきたのです。
両国橋のこんなところで国技館の大屋根を見つけるなんて、ちょっと驚きました。

2004年3月3日

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